世界大百科事典(旧版)内のPeyla,L.の言及
【ライター】より
…点火器,とくにタバコの火をつけるためのシガレットライター。1779年ころにイタリアのペイラL.Peylaが,ガラス管に蠟(ろう)を入れ,一方の端末にリン,硫黄,油を詰め,ガラス管を折ることで発火する〈トリノのろうそく〉を発明した。また1823年にはドイツの化学者J.W.デーベライナーが水素発生装置のガラス容器の口に白金海綿(海綿状にした白金)をつけ,これに水素を吹きつけると発火する点火器をつくり,28年にはドイツとイギリスで約2万個が使われていたという。…
※「Peyla,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」