世界大百科事典(旧版)内のPhillips,A.B.の言及
【フィリップス曲線】より
…物価上昇率と失業率の負の相関関係を示す曲線のこと。名称は発見者のフィリップスAlban William Phillips(1914‐75)にちなむ。1958年,フィリップスはイギリスの1861年から1957年にかけての長期データに基づき,イギリスにおいては貨幣賃金の上昇率が高いほど失業率は低く,逆のときは失業率が高いという関係が一つの曲線(図参照)で示され,その位置,形状がこの時期に関するかぎりほぼ安定して変わらないことを明らかにした。…
※「Phillips,A.B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」