世界大百科事典(旧版)内のPhungNguyenの言及
【ドンソン】より
…しかしながらあまりにも地域的・時代的に広いものを包括したこの文化名称は,調査の進展につれ当然細分化されねばならない。ベトナムではすでに,青銅器文化をフングエンPhung Nguyen,ドンダウDong Dau,ゴームンGo Mun,ドンソンの4期に分割しており,さらにドンソン的な器形・文様の影響は,より後代まで続くと考えられている。〈ドンソン文化〉は文化名称としてより,むしろ様式的なものとしてとらえた方が賢明であろう。…
【ベトナム】より
…この地域からはホアビン文化と呼ばれる新石器時代の遺物が大量に発見され,その一部は前8000年に比定される。ホアビン文化の末期に接続してフングエンPhung Nguyen文化が段丘上に広がり,青銅器が随伴出土する。ベトナム考古学会では,この文化を伝説のフンブオン(雄王)時代に比定している。…
※「PhungNguyen」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」