世界大百科事典(旧版)内のplasmageneの言及
【細胞質遺伝】より
…一方,オルガネラと総称される他の細胞小器官のうち,ミトコンドリアと色素体はそれぞれ呼吸と光合成をつかさどっており,ともに少量のDNAを含んでいる。もっとも古くはコレンスC.Correns(1909)が細胞の核以外の細胞質部分にも遺伝因子が存在することを推測し,細胞質遺伝子plasmageneと名づけた。しかし,細胞小器官に存在するDNAが細胞質遺伝子の本体であることが明らかになったのはごく最近のことである。…
※「plasmagene」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」