世界大百科事典(旧版)内のpolyploidの言及
【倍数性】より
…一つの属または種に含まれる生物の間に,倍数関係にある染色体数のみられることがある。例えば,一粒系,二粒系,普通系とよばれる3系のコムギ(それぞれの代表は一粒コムギ,マカロニコムギ,パンコムギ)は体細胞の染色体数(2nで表す)が14,28,42である。染色体数にみられるこのような倍数関係を倍数性という。この倍数系列のうち,もっとも染色体数の少ない種の配偶子の染色体数を基本数basic numberとよび,xで表す。…
※「polyploid」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」