世界大百科事典(旧版)内のPoppaeaSabinaの言及
【ネロ】より
…そこで小アグリッピナはこれまで疎んじていたブリタニクスを支持しようとしたので,55年ネロはブリタニクスを毒殺した。やがてのちの皇帝オトーの妻で妖艶な美女ポッパエア・サビナPoppaea Sabinaを愛人とし,オトーをルシタニア総督に転出させた。そこでネロをめぐって母と愛人とが争い,小アグリッピナは酒に酔わせたネロと母子相姦を犯したとも伝えられている。…
※「PoppaeaSabina」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」