世界大百科事典(旧版)内のPottier,E.の言及
【プロレタリア文学】より
…プロレタリアートの階級的自覚の高まりとともに,その思想,感情,生活の表現を目ざした文学潮流。
[世界]
ドイツの労働者詩人ウェールト,《インターナショナル》の作詞者ポティエEugène Pottier(1816‐87)らが源流と目される。20世紀初頭のロシア革命の中で,ブルジョア文学に対立するものとしてその概念が明確化され,1905年レーニンは《党の組織と党の文学》で,〈プロレタリアートと公然と結びついた文学〉の必要を強調した。…
※「Pottier,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」