世界大百科事典(旧版)内のPouillet,C.の言及
【太陽定数】より
…なお,SMMの観測によると,太陽定数は約5分の周期で変化しており,その振動の大きさは太陽定数の値の100万分の5程度である。 太陽定数のかなり正確な測定を1837年に最初に行ったプイエC.Pouillet(1790‐1868)は,黒く塗った銀板に太陽光を吸収させ,その熱を水の温度上昇に変えて1.76cal/cm2・minという値を得ている。一方,43年ころA.J.オングストレームは,2枚の金属板の一方に太陽光をあて他方に電流を通して暖め,両者の温度が一致するときの電流値を測る方法を考案した。…
※「Pouillet,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」