世界大百科事典(旧版)内のpseudographの言及
【偽書】より
…近代精神の発達とともに弁偽の学も発達し,すでに明の胡応麟に《四部正偽》といった著述があるが,学問の方法として弁偽の姿勢を強くおしだしたのは,民国初年の顧頡剛ら《古史弁》によった擬古派の一派であった。偽文書【小南 一郎】
[東西偽書奇聞]
著者名や書名をいつわり,偽造・贋造された書物は〈偽書pseudograph〉と呼ばれ,別種の関心が払われる。近年では,原著作者の諸権利を侵害する場合を〈偽作piracy〉として区別するが,それらを含め偽書全般を形態別に分けると,次のようになる。…
※「pseudograph」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」