世界大百科事典(旧版)内のPternopetalumの言及
【イワセントウソウ】より
…亜高山のコケの生えた林床に生える高さ10~20cmの繊細なセリ科の多年草(イラスト)。地下茎は細くて横にはい,ところどころ一部が太くなる。根出葉は茎の基部に1~2枚あり,2回羽状に分かれてセリの葉に似ている。茎の中央部に1葉あるが,この葉は羽状に1~2回分裂し,裂片は細くて長さ1~2cmぐらいである。全体に毛がない。茎は細くて分枝せず,初夏のころその先に1個の散形花序をつける。散形花序の柄は10~20本あり,長さ2.5~3cm,先に2~3個ずつ小さい白い花をつける。…
※「Pternopetalum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」