世界大百科事典(旧版)内のpugilismの言及
【ボクシング】より
…古代オリンピックにも前688年の第23回大会から登場している。当時はピュージリズムpugilismと呼ばれ,グローブのかわりに革ひもをこぶしの部分からひじにかけて巻き付けて防護することが許された。帝政ローマ時代になると,見せ物として職業化が進み,残酷さを好んだ風潮のもとで,金具や鉄びょうを打ち込んだカエストゥスcaestusと呼ばれる革ひもを前腕部から巻き付けて戦うようになり,死を招くこともまれではなかった。…
※「pugilism」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」