世界大百科事典(旧版)内のpunaiseの言及
【カメムシ(亀虫∥椿象)】より
…また,両生・水生異翅類(アメンボ,タガメなど)も広い意味のカメムシ類ではあるが,和名の基名としてカメムシがつけられている種類は少ない。【長谷川 仁】 カメムシは英語では単にバッグbugといい,フランス語ではピュネーズpunaiseと呼ぶが,両者ともにまず第1にトコジラミ(ナンキンムシ)を指す語である。熱帯には大型のサシガメの類が分布するが,C.ダーウィンがビーグル号の航海から帰って後,一生頭痛もちになったのは,アンデス山中でベンチュウカというサシガメの一種を採集し,それを飼育するために血を吸わせた際,この虫の媒介するシャガス病にかかったからであるという説がある。…
※「punaise」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」