radunitsa(英語表記)radunitsa

世界大百科事典(旧版)内のradunitsaの言及

【ロシア】より

…異教的な諸神格はキリスト教の聖者たちと結びついた形で,その後も生き残ったので,ロシア人の信仰を二重信仰と呼ぶことすらあった。19世紀になっても,教会で祝われるキリスト教にちなんだ祭日とは別に,祖先の霊を追善するラードゥニッツァradunitsa,ルサーリーrusalii,セミークsemikなどの祭りが行われていた。キリスト降誕節と主顕節(公現祭)のあいだのスビャートキsvyatkiと呼ばれる期間,カーニバルに相当する復活祭7週間前のマースレニッツァmaslenitsaなども,起源的には死者の霊をまつり,来るべき年の豊饒を予祝する行事であったと考えられている。…

※「radunitsa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android