世界大百科事典(旧版)内のRamos,B.の言及
【サクダル党】より
…1930年代にフィリピンで最も急進的な反政府運動を組織した政党。組織者ラモスBenigno Ramos(1893‐1945)はブラカン州ブラカン町出身で,州政府吏員,小学校教師などを務めたのち,マニラに出て,タガログ語によるフリーのジャーナリストとして名をなし,1917年初代上院議長ケソンの引きで上院に職を得るとともに,ケソンが催す演説会の弁士として活躍した。しかし30年,マニラの高等学校での学生ストライキを機にケソンと対立,週刊新聞《サクダル》を創刊して独自の政治活動を始めた。…
※「Ramos,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」