世界大百科事典(旧版)内のredgumの言及
【オーストラリア】より
…降水量の増加に伴って,砂漠はマルガmulga(アカシア属)やマレーmallee(丈の低いユーカリ属数種の総称)の灌木林,次いでサバンナへと移行し,ついにはマウンテン・アッシュmountain ashやカリーkarri(いずれもユーカリ属)などの巨木が優占する森林帯となる。また,低地の大河沿いには,うっそうとしたレッド・ガムred gum(ユーカリ属)の河辺林が成立する。大陸の南東部にある高山地帯では,特産のオーストラリアン・ヒースAustralian heath(エパクリス科,旧大陸のヒースはツツジ科),叢生草本類,スノー・ガムsnow gum(ユーカリ属)などのアルプス要素が出現する。…
※「redgum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」