世界大百科事典(旧版)内のReeves,A.H.の言及
【電気通信】より
…このような変換をパルス符号変調PCM(pulse code modulationの略)という。PCMの発想は1937年にリーブズAlec H.Reevesにより提案され,これにより安定で信頼性の高い通信が可能になることが知られていた。しかし回路が相当に複雑化するために真空管時代においては実現不可能とされていた。…
【パルス符号変調】より
…英語の頭文字をとってPCMと略称される。基本的な考え方は1937年フランスのレーブA.H.Reevesによって発明されたが,実用に供されるようになったのは真空管の時代を経てトランジスターが普及し始めた1960年代初頭のことである。当初は電話音声への適用が中心であったが,技術の進歩とともにテレビ信号やディジタルオーディオ,PCM録音などの分野にも適用されつつある。…
※「Reeves,A.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」