世界大百科事典(旧版)内のRemington,F.の言及
【アメリカ美術】より
…
[彫刻]
初期には木彫肖像も作られていたが,本格的な彫刻は19世紀中期の,イタリアに学んだH.グリノーなどの新古典主義彫刻にはじまる。19世紀末ごろにはA.セント・ゴーデンス,フレンチDaniel Chester French(1850‐1931)などのアカデミックな自然主義が台頭し,一方では西部の生活(インディアン,カウボーイ)を主題にしたレミントンFrederic Remington(1861‐1909),ラッセルCharles Marion Russell(1864‐1926)なども活動した。ヨーロッパのモダニズムと対応する彫刻が現れるのは20世紀に入ってからで,ネーデルマンElie Nadelman(1882‐1946),ラシェーズGaston Lachaise(1882‐1935),マンシップPaul Manship(1885‐1966)らの出現以降のことである。…
※「Remington,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」