世界大百科事典(旧版)内のresolの言及
【フェノール樹脂】より
…(2)フェノールとホルムアルデヒドをアルカリ触媒のもとで反応させると縮合反応がどんどん進み,最終的に不溶不融の樹脂となるが,その初期段階の,アルコールに可溶の状態でまず反応を止める。このときに得られる水あめ状の樹脂(レゾールresolという)をアルコールに溶かし,紙,布などに含浸させ,加熱して硬化させる。 フェノール樹脂は非常に古い樹脂であるが,耐絶縁性,難燃性,機械強度にすぐれ,かつ安価であるので,現在でも電気用途(ソケット,コネクター,基板,ハウジングなど)を中心に広く用いられている。…
※「resol」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」