世界大百科事典(旧版)内のrexIndiarumの言及
【インディアス】より
…コロンブスは終生インディアスに到達したという誤った信念を捨てなかった。こうして,コロンブス以降数多くのスペイン人が西方航海を企て,次々と未知の島々や陸を発見,征服,植民することになるが,それらの地域はすべてインディアスと総称され,スペイン国王は19世紀初頭に至るまで〈インディアスの王rex Indiarum〉の称号のもとに,臣下である〈インディオ〉をインディアス枢機会議を介して統治したのである。なお〈アメリカ〉という呼称は1507年にマルティン・ワルトゼーミュラーがアメリゴ・ベスプッチの報告記をもとに,インディアスを新大陸とみなしてそれに付した呼称である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」