世界大百科事典(旧版)内のrifampycinの言及
【肺結核】より
…このためには適切な処方を選び,患者に確実に服薬させなければならない。現在ある12の抗結核薬中,治療の主軸となるのは殺菌性の最も強力なイソニアジドisoniazid(INHと略記)とリファンピシンrifampycin(RFPと略記)である。塗抹陽性または空洞のある患者ではINHとRFPに当初6ヵ月はストレプトマイシンstreptomycin(SMと略記)(初め2~3ヵ月は毎日,その後は週2回)かエタンブトールethambutol(EBと略記)を併用し,その後はINHとRFPのみとして,全体の治療期間9~12ヵ月で治療を終了するのが標準処方である。…
※「rifampycin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」