世界大百科事典(旧版)内のRonchampの言及
【ル・コルビュジエ】より
… 大戦中,基準尺の研究を進めて独自の〈モデュロールModulor〉を得,より自由なプランと造形の可能性を手中にした。戦後の,都市の巨大住居単位として実現したマルセイユの集合住宅ユニテ(1946‐52)や,これまでと違って自由で彫塑的な造形を示すロンシャンRonchampの教会(1951‐54)は,その飛躍と変貌で人々を驚かしたが,いつも基調にはモデュロールが置かれている。さらにインド,パンジャブ州の新州都チャンディーガルで初めて都市計画の夢を実現(1955)。…
※「Ronchamp」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」