世界大百科事典(旧版)内のrootnoduleの言及
【根粒】より
…植物の根に根粒菌が侵入したときにできる粒状の構造。マメ科植物の場合にはRhizobiumが侵入する。 マメ科植物以外にも根粒の形成される例は多く,木本ではむしろごくふつうの現象とさえいえる。ハンノキやヤマモモでは放線菌の1種のFrankiaが根粒をつくり,窒素固定を行っている。この菌も根粒菌の一種である。また,根粒類似の構造がソテツにもみられる。ソテツ類の根には,地表近くへ上向きに伸びるものがあり,二叉(にさ)状に分岐して,根粒のようなこぶ状の構造をつくる。…
※「rootnodule」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」