世界大百科事典(旧版)内のRouelle,G.F.の言及
【フロギストン説】より
… フロギストンは金属以外にも転用され,むしろすべての可燃性物質は,みずからのなかにフロギストンをもつ,という可燃性一般の原理としても広がった。この場合ルエルG.F.Rouelle(1703‐70)のように,フロギストンはむしろ〈土〉ではなく〈火〉に相当すると考えられた。こうしてラボアジエによる酸素の発見によって終止符を打たれるまで,シュタール以降さまざまな異説が生まれた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」