RudolfIV(英語表記)RudolfIV

世界大百科事典(旧版)内のRudolfIVの言及

【ハプスブルク家】より

…ハプスブルク家は14世紀発祥地の西方で諸王家・諸侯と争い,とくにスイスの独立戦争に敗れて家領の拡大に失敗する(1315年のモルガルテンの戦,1386年のゼンパハの戦)。しかし東方では1335年ケルンテンとクラインを,63年にはチロルを家領に加え,ルドルフ4世建設公Rudolf IV der Stifter(1339‐65)は家領の領邦化を進め,ルクセンブルク家の皇帝カール4世の金印勅書(1356)に対抗して大特許状Privilegium majusを偽造してまで領邦君主としての特権を主張し,みずから大公と称した。1452年ハプスブルク家のフリードリヒ3世(神聖ローマ皇帝,在位1452‐93)が皇帝になると53年この大特許状を公認し,以後ハプスブルク家は事実上皇帝位を独占するに至った。…

※「RudolfIV」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android