世界大百科事典(旧版)内のSōsigenēsの言及
【暦】より
…その結果,表からわかるように,数詞に由来する第5月から第10月までが2ヵ月ずつ繰り下がり,7月から12月を指すことになった。前46年に太陽年とのずれが90日に達していたので,カエサルはアレクサンドリアのソシゲネスSōsigenēsを招いて暦法の改革をはかり,まず前述の90日を前46年に置閏し(同年は445日あったことになる),翌年からは1年を365日とするエジプトの太陽暦を導入した。これは4年ごとに閏年を設け,2月23日(ローマの呼び方では〈3月の朔日に向かって第6日前〉)のあとに1日を置閏するものである。…
※「Sōsigenēs」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」