世界大百科事典(旧版)内のSaintongeの言及
【アキテーヌ】より
…フランス南西部,ガロンヌ川中・下流域(アキテーヌ盆地中・西部)を中心とした地方。その範囲は,時代によってはなはだしく異なるが,今日ではボルドーを主都とするギュイエンヌGuyenneおよびその周辺の諸地方,すなわちオーニスAunis(主都ラ・ロシェル),サントンジュSaintonge(サント),アングーモアAngoumois(アングレーム),ペリゴールPérigord(ペリグー),アジュネAgenais(アジャン),ケルシーQuercy,ガスコーニュGascogneなどを総称して,アキテーヌ地方と呼ぶのが通例である。
[歴史]
〈アキテーヌ〉という名称は,この地方が前56年,ローマに征服され属州とされ,アクイタニアAquitania(〈水の国〉の意)と呼ばれたことに由来する。…
※「Saintonge」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」