世界大百科事典(旧版)内のSalamandrellakeyserlingiの言及
【サンショウウオ(山椒魚)】より
…本州・四国の山地に分布するハコネサンショウウオOnychodactylus japonicus(イラスト)も全長15~19cmと大きく,円筒状の尾が全長の1/2よりも長い渓流産卵型で,肺を欠く。北海道東部の湿原に生息するキタサンショウウオSalamandrella keyserlingiは,サハリンからシベリア,中国東北に広く分布する種で,後肢の指が4本。アメリカ大陸に分布するアンビストマ科は形態的にサンショウウオ科と大差ないが,プレソドン科には,外鰓(がいさい)をもち洞窟の地下水中にすむテキサスメクラサンショウウオTyphlomolge rathbuniや,四肢が退化した細長い体をコイル状に巻いて隠れるホソサンショウウオ属Batrachosepsなど,形態,生態ともに変異に富んだものが含まれる。…
※「Salamandrellakeyserlingi」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」