世界大百科事典(旧版)内のSax,K.の言及
【キアズマ】より
…この場合,図cに示すように,黒色または白色で示した姉妹染色分体が分離せずに同じ側に向かって開くので,一面説とも呼ばれる(図c,d)。これに対して30年サクスK.Saxが,また34年シャープL.W.Sharpが二面説を提唱した。この説によると,対合した染色体の分離が進むにつれ,動原体を含む環状部では姉妹染色分体が組になり(図eの中央部),その隣の環状部では相同染色分体どうしが組になる(図eの矢印の外側の環状部)というように,二つの面で分離がおこると考える(図e,f)説である。…
※「Sax,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」