世界大百科事典(旧版)内のSchaefer,F.K.の言及
【地理学】より
… しかし50年代には計量革命の導入に伴い,それを支持する地理学者の中から,従来の地理学観や方法論に対する科学哲学的な批判が加えられ,地理学を理論的・予測的科学として構築しようという運動が活発になった。その口火を切ったのはシェーファーF.K.Schaefer(1904‐53)の論文《地理学における例外主義――その方法論的吟味》(1953)であり,バートンI.Burton(1935‐ )の論文《計量革命と理論地理学》(1963)は新地理学成立の宣言であった。さらにハーベーD.Harvey(1935‐ )の著書《地理学における説明》(1969)は新時代における地理学本質論の代表として,ハーツホーンと対照されるにいたった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」