世界大百科事典(旧版)内のscopoletinの言及
【ヨモギ(艾∥蓬)】より
…カワラニンジンおよびクソニンジンほか近縁2種を生薬で青蒿(せいこう)という。カワラニンジンはスコポレチンscopoletinなどのクマリン類とセスキテルペン類,クソニンジンはフラボノイドとアルテアヌインarteannuinなどのセスキテルペンを含む。他の生薬と配合して解熱,利胆,止血薬として37~38℃でなん日も下がらない発熱症状,盗汗,マラリア,慢性の伝染性肝炎,痔(じ),鼻血,産後の止血などに用いる。…
※「scopoletin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」