世界大百科事典(旧版)内のsedimetryの言及
【沈降】より
… この現象を利用し容器内の一定深さの面における粒子濃度の時間的変化,もしくは一定時間経過後における容器の深さ方向の粒子濃度の変化を調べ,沈降速度と粒径との関係から,ふるい分級では測定できない100μm以下の粒子の粒径分布を求めることができる。これを沈降分析sedimetryという。 凝集性粒子あるいは粒子濃度がある程度以上大きな濃度で分散している混合液を容器中でよくかきまぜ均一にしたのち静置すると,時間経過とともに上方に清澄液層ができ,清澄液層と粒子混合層との間に形成された明りょうな境界面が下方に移動するのと同時に,濃い濃度層が底部から上昇する現象が観察される。…
※「sedimetry」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」