世界大百科事典(旧版)内のSendzimirmillの言及
【圧延機】より
…多段圧延機の一つの発展の極はゼンジミアT.Sendzimirにより開発された20段圧延機である。この圧延機(ゼンジミアミルSendzimir mill)のワークロールを直接バックアップするロールの軸方向にそのロール面の位置を変化させる工夫もしてあり,これによりワークロールのたわみを逆方向に生じさせることさえ可能になっている。互いに対応する上下のバックアップロールに,それぞれ反対の方向から傾斜をつけるという考案は,その後ロールのたわみ対策として,4段圧延機のチャンバー付きバックアップロール,直列6段圧延機の遊動中間バックアップロールの工夫に受け継がれてきた。…
※「Sendzimirmill」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」