世界大百科事典(旧版)内のSengstaken-Blakemoretubeの言及
【消化管出血】より
…輸血は,血圧が回復し起座性の頻脈がみられなくなるまで続ける。止血の目的では,止血剤の投与,上腹部冷罨(れいあん)法,冷水による胃内冷却法などが行われ,食道からの出血にはゼングスターケン=ブレークモア管Sengstaken‐Blakemore tubeの挿入,門脈圧亢進に対してはピトレッシン静脈注射などが試みられる。近年,X線による血管撮影に引きつづき塞栓剤の注入および内視鏡を通しての高周波電流による,あるいはレーザー内視鏡による凝固止血がしばしば用いられる傾向にある。…
※「Sengstaken-Blakemoretube」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」