世界大百科事典(旧版)内のSIMD方式の言及
【コンピューターアーキテクチャー】より
…超並列コンピュータープロセッサーや演算装置を非常に多く(数百から数千台)集積したシステムである。多数の演算装置を一つの制御装置で同一演算をするように制御する方式(たとえば,指揮官が〈回れ右〉と号令すると全員がこれに従うような方式で,これをSIMD方式という)と多数のプロセッサーが協調動作しながら処理を進める方式(これをマルチプロセッサー方式という)の二つの方式がある。マイクロプロセッサーの高速化と安価化を背景として,より柔軟な処理のできるマルチプロセッサー方式が採用されるようになってきた。…
※「SIMD方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」