世界大百科事典(旧版)内のSP検層の言及
【物理検層】より
…物理検層の技術は1927年にさかのぼり,フランスのシュランベルジェ兄弟Conrad Schlumberger,Marcel Schlumbergerはひと組の電極対で坑井中の地層比抵抗,自然電位の垂直分布を測定した。その後これらは電気検層,SP検層と呼ばれるようになったが,原理的にはそれぞれ物理探査の一つである比抵抗法,自然電位法に相当する。得られる比抵抗曲線と自然電位曲線は,坑井近傍の地質および物理的性質,例えば孔隙(こうげき)率,水飽和率などを直接あるいは間接的に示している。…
※「SP検層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」