世界大百科事典(旧版)内のspecialtheoryofrelativityの言及
【相対性理論】より
…完成された一般相対性理論において,慣性系がどのような位置を占めるようになったかについては後に触れる。
【特殊相対性理論special theory of relativity】
1864年に定成されたマクスウェルの電磁理論からは,真空中をc≒3×108m/sで伝わる波動の存在が予言され,電磁波と名付けられた。この伝搬速度は,すでに測定されていた光の速度とよく一致し,ここに,光の本性は電磁波であるという考えが生まれたのである(光の電磁波説の確固たる基礎は1888年H.R.ヘルツによって与えられ,その実験はヘルツの実験と呼ばれている)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」