世界大百科事典(旧版)内のSphaeromidaeの言及
【コツブムシ(小粒虫)】より
…体は楕円形,背腹に扁平,長さ5~15mm前後の小型の甲殻類。等脚目コツブムシ科Sphaeromidaeに属するもののうち磯にすむ数種に与えられた和名およびこの科に属するものの総称,コツブムシ科のものは,すべて扁平な尾肢と腹尾節(後方の腹節と尾節が融合したもの)とで尾扇を形成し,陸生のダンゴムシの類のように体を腹側に丸めることができる。扁平な体を他の物に密着させてはうが,泳ぐのも非常に達者で,背を下にして泳ぐ。…
※「Sphaeromidae」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」