世界大百科事典(旧版)内のsphenopalatineneuralgiaの言及
【神経痛】より
…治療は偏(片)頭痛と同様エルゴタミンを用いたり,神経節ブロックを行う。これに属するものとして,一側性,発作性に眼窩(がんか)や鼻根部を中心に耳の後方まで広がる痛みを訴える翼口蓋神経節痛sphenopalatine neuralgia,顔面,鼻,目,耳などの一側性疼痛発作をきたすビディアン神経痛vidian neuralgiaが知られている。
[後頭神経痛occipital neuralgia]
おもに第2頸髄神経から分枝し後頭部を広範に支配している大後頭神経領域の,一側性で電撃様あるいは刺されたような鋭い疼痛発作である。…
※「sphenopalatineneuralgia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」