世界大百科事典(旧版)内のStarley,J.の言及
【自転車】より
…このミショー型は最初の量産自転車として実用に供され,イギリスではボーンシェーカーbone shaker(骨ゆすりの意)と呼ばれ,世界中に広がって人々に愛用された。ボーンシェーカー型は速度を増すために前の駆動輪を大きく,後輪を小さくする改良がなされ,ついに70年イギリスのスターリーJames Starley(1831‐81)は前輪の直径が後輪の3倍もあり,全金属製でワイヤスポークを採用した軽量で優雅な自転車を製作した。これはオーディナリordinary型自転車と呼ばれ,当時の紳士が熱狂的に愛用し,85年ころ欧米諸国で全盛時代を迎えた。…
※「Starley,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」