世界大百科事典(旧版)内のStrassmann,F.の言及
【ハーン】より
…さらに21年には最初の核異性体の例(ウラニウムZ)を発見した。30年代に入り,中性子や人工放射能が発見されると,ハーンは重い元素に中性子を照射して生成される元素の同定の研究に取り組み,38年にはシュトラースマンFriedrich Strassmannとともにウランに中性子を照射したときの生成物中に放射性バリウムを見いだした。まもなくL.マイトナーによって,これは核分裂が起こったものであることが明らかにされた。…
※「Strassmann,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」