世界大百科事典(旧版)内のStrumilin,S.G.の言及
【レジャー】より
…それらは多かれ少なかれ,戦力増強といった単純明快な目標に奉仕するものであったが,そうした負の遺産は,レジャーをなにかの目標(資本の利益等)のために広い意味での組織化を企図する研究と置きかえれば,現在もけっしてなくなっているわけではない。社会主義国のレジャー研究では,労働者の〈時間予算〉を研究したストルミリンS.G.Strumilin(1877‐1974)の《労働経済の諸問題》(1925)を先駆的な仕事としてあげておいてもよいだろう。 日本社会で大量のレジャー現象があらわになり,広く人々の関心をひくようになるのは1950年代後半のことである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」