Sully,J.(その他表記)SullyJ

世界大百科事典(旧版)内のSully,J.の言及

【美術教育】より

… 画家や彫刻家などの専門家を養成する教育は古くから存在していたが,普通教育において美術の教育的価値を認めるようになるのは19世紀の終りころから20世紀にかけてである。ちょうど,イギリスのサリーJames Sully(1842‐1923)が児童画の研究を行ってその表現の重要性が認識され,オーストリアのチゼックFranz Cizek(1865‐1946)が子どもの自己表現と創造性を認めて児童美術の学校を開いたころである。それまでの画学や図学の系統をひく〈目と手の訓練〉をめざす幾何画的・臨画(模写)的図画に対して,子どもにはおとなと違った独自の表現と認識があるという子どもの美術の価値が注目されて,それが普通教育に取り入れられるようになった。…

※「Sully,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む