世界大百科事典(旧版)内のSunGrazingCometGroupの言及
【池谷=関彗星】より
…その後,明け方の東天に長さ30度の尾をなびかせて現れ,初めて赤外線による観測が行われるなど,すい星天文学の発展に寄与した。このすい星とほとんど同じ軌道をもったすい星が,1843年,80年,82年,87年,1945年,65年などに出現していて,太陽をかすめるすい星群Sun Grazing Comet Groupと呼ばれている。大昔,一大すい星が太陽に接近して分裂し,その後,太陽に近づくたびに分裂を繰り返して数が増えたものと考えられる。…
※「SunGrazingCometGroup」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」