世界大百科事典(旧版)内のT型配置の言及
【航空計器】より
… なお,航空計器の配置については特別な基準はないが,長い間の経験によっておおよその原則は確立されている。すなわち,飛行・航法計器は操縦者の正面(副操縦席がある場合は副操縦者の正面にも)におき,そのうち姿勢を示す計器を中央の上部に,方位を示す計器をその直下に,姿勢計器の左側に速度を示す計器を,また右側には高度を示す計器をおく(T型配置と呼ばれる)のが慣例となっている。エンジン計器は飛行・航法計器の右におくことが多いが,機体によっては他の位置もあり,また副操縦席がある場合は,操縦席および副操縦席正面の飛行・航法計器の中間にまとめる。…
※「T型配置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」