世界大百科事典(旧版)内のt-ブチルカチオンの言及
【カルボカチオン】より
…この定義は1972年アメリカのオラーG.Olahにより提唱され,現在ではこの定義に従う場合が多い。したがって,たとえば,従来カルボニウムイオンと呼ばれていたt‐ブチルカチオン(図1)やトリフェニルメチルカチオン(図2)は,それぞれトリメチルメチルカルベニウムイオン,トリフェニルメチルカルベニウムイオンと命名される。また,5配位のカルボカチオンでピラミッド形構造をもつ(C5H5)+(図3)は従来どおりカルボニウムイオンと呼ばれる。…
※「t-ブチルカチオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」