世界大百科事典(旧版)内のtabardの言及
【軍服】より
…また13世紀の十字軍は鎖帷子(かたびら)の上に,各騎士団の十字の紋章をつけたシュルコを着て目印とした。15世紀の〈ばら戦争〉では,ヨーク家とランカスター家のそれぞれのバラの紋章が,日本の陣羽織にあたるタバードtabardにつけられていたという。そのころから染色技術の発達で布を大量に染められるようになり,召使や兵士の衣服の制服化がすすんだ。…
※「tabard」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」