世界大百科事典(旧版)内のtamnanの言及
【ポンサーワダン】より
…狭義の〈王朝年代記〉を指す場合には〈プララーチャ・ポンサーワダン〉と呼ばれることが多い。もう一種のパーリ語ないしタイ語の史書である《タムナーンtamnan》が仏教史の枠組で歴史叙述を行うのに対し,〈ポンサーワダン〉は王統の系譜を中心に国王の治績を,かならずタイ語をもって叙述するのを特徴とする。王家の交代などに際し,しばしば内容の修正が加えられることがあるため,批判的利用が必要である。…
※「tamnan」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」