Tonantzin(その他表記)Tonantzin

世界大百科事典(旧版)内のTonantzinの言及

【グアダルーペの聖母】より

…スマラガがどのような態度で事件にこたえたかは,今日必ずしも明白ではないが,まもなく出現の場には聖堂が建てられてたちまち多くの原住民の信仰の対象となった。 他方,テペジャクがトナンツィンTonantzin(ナワトル語で〈われらの母〉の意)を祀った征服以前からの霊場であることから,聖母出現を〈悪魔の思いつき〉として非難する声は特に修道会の中で強かった。それでも征服者と被征服者の精神的一体化の表れと見なせるグアダルーペ信仰は,時を追って盛んになっていった。…

※「Tonantzin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android