世界大百科事典(旧版)内のTowiański,A.の言及
【ポーランド文学】より
…そのうちパリには,A.ミツキエビチ,J.スウォバツキ,Z.クラシンスキら当時最高の知性が結集し,愛国的精神と独立回復の願望を表現したポーランド文学史上不朽の作品を残した。しかし祖国解放の展望が遠のくにつれ,民族の受難の必要を説くトビャンスキAndrzej Towiański(1799‐1878)らのポーランド・メシアニズムが強まり,しだいに国内の現実から遊離していった。この期に形成された予言者,民族の精神的指導者としての詩人像は,のちの文学の中に絶えずよみがえることとなる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」