世界大百科事典(旧版)内のtraumatinの言及
【カルス】より
…そのため,組織の分化などの研究材料として利用されることも多い。 カルスを最初に研究したハーバーラントは,傷をうけたことによって傷ホルモンtraumatinができ,これに誘起されて細胞分裂がおこる結果カルスが形成されると説明した。カルスの誘導については,オーキシン類やサイトカイニンのような植物ホルモンが何らかの関与をしており,特に前者が必須であることが知られている。…
【傷ホルモン】より
…癒傷ホルモン,傷害ホルモンともいう。植物の場合はトラウマチンtraumatinと同義。traumaは外傷というギリシア語に由来する。…
※「traumatin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」